夫が、東南アジア諸国の株を結構購入しています。
その中でも特にインドネシアには期待をしているようで、夫の保有株式の中で比率が2番目に高い国でもあります。
当然人口増加などによる将来的な伸び代を期待して購入しているわけですが、まだまだ財政基盤や政治基盤が不安定でリスクも大きいとよく言われます。
保有株状況
さて、それでは夫の保有銘柄と含み損益を確認していきます。
会社名(ティッカー) | 保有株数 | 取得単価 (ルピア) |
現在値 (ルピア) |
円換算評価損益 |
バンクラヤットインドネシア(BBRI) | 5200 | 10980 | 12100 | +66820 |
インドフードCBPサクセスマクムール(ICBP) | 4800 | 8744 | 8525 | +11820 |
インドフードサクセスマクムール(INDF) | 15000 | 7160 | 8025 | +138187 |
インドセメントトゥンガルプラカルサ(INTP) | 2600 | 18403 | 15900 | -51610 |
カルベファルマ(KLBF) | 61000 | 1366 | 1565 | +79452 |
テレコムニカシインドネシア(TLKM) | 23000 | 3924 | 4000 | +23000 |
ユナイテッドトラクターズ(UNTR) | 4900 | 14198 | 21700 | +325605 |
ユニリーバインドネシア(UNVR) | 2400 | 44391 | 40600 | -21360 |
【注意】為替の影響があるため、購入時より株価が安くなっていても円換算だとプラスになることがあります。
保有銘柄は、国有商業銀行のバンク ラヤット インドネシア(BBRI)、東南アジア最大の製薬会社カルベファルマ(KLBF)、日用品メーカーユニリーバのインドネシア法人等々、8銘柄に分散させています。
いくつか含み損の銘柄もあるようですが、全体ではプラスになっています。
買い始めてからは約1年弱のようです。
怪しい銘柄はひとつもありません
夫の保有銘柄はインドネシアの有力な大企業ばかりであり、よく分からないあやしい会社はひとつもありません。
インドネシアにはLQ45指数というものがあります。
これはインドネシア証券取引所のインデックスで、時価総額の高さ・市場での取引量の多さなどで選定された大手優良企業45社で構成される指数です。
イメージ的にはアメリカのNYダウのようなイメージです。
夫の保有銘柄はすべてこのLQ45指数の構成銘柄でした。
SBI証券で購入できる銘柄はほぼこのLQ45指数銘柄のようです。
怪しい弱小企業ではなく比較的安心できる大型株のみを購入できるようにしているみたいですね。
インドネシアに限った話ではありませんが、国内の証券会社を利用して外国株式を購入していると、もともと取り扱い銘柄が少ないです。(既にそこそこ時価総額が大きくなっている有力大企業の株しか購入できないようになっています。)
小さいときに買って大きく育つのを待つのが株式投資の定石のはずですが、既に結構大きいところしか買えないため、短期での爆発的な値上がりは期待しづらいです。
そういう意味では急騰大好きな方は、日本でジャスダック株、マザーズ株を買っておいたほうが良いのかもしれません。
東南アジア諸国の株式は、長期での経済成長を信じて気長に買い増していける人向けといえそうです。
一般的に、投資収益率は投資対象国の成長率と高い相関がありますから長期では期待できそうです。
マイナーすぎて情報は入手困難
インドネシアは魅力的な投資先ではあるのですが、その情報を入手するのは困難を極めます。
というのも、当たり前の話ですが、株式に関するブログの中でも「需要が多い話題」と「需要が少ない話題」が存在します。
需要があるのは日本株に関する話題で、株主優待、日々の売買記録等が人気です。
外国株の中では米国株の存在感が圧倒的です。
最近米国株ブログは次々と増殖していっています。
それはもうすごい勢いです。
その他の国については香港株・ベトナム株に関する記事は少ないながらも若干は需要があります。
しかし、インドネシア株に関する記事を書いてもそれほど需要はありません。
悲しいくらいに。
そもそも多くの日本人からすると、海外旅行好きな方でもない限り「インドネシアなんて地球上のどこにあるんだよ。」というかんじだと思います。
ひどい人だとインドとインドネシアがごっちゃになっている人もいます。
私も若かりし頃はそんな状態でした。
そういうわけで、インドネシア株は「需要が少ない」がゆえに、インターネット上で拾える情報量がとても少ないです。
そんな状態でもしインドネシア株に興味を持った人がいたとしても、投資に値するかどうか判断できずに躊躇してしまうことでしょうから、そんな方々のために少しでも情報を流していければと考えています。
インドネシア株の取扱いがある証券会社
インドネシア株の売買ができる証券会社は、大手ネット証券では、SBI証券と楽天証券です。
日本株より手数料が高いですが、中長期で投資する前提ならぜひおすすめです。
成長に期待してしっかり握りしめましょう。
関連記事です。
インドネシア株をいくつか紹介しています。
おそらくみなさん同じような銘柄を保有されているのではないでしょうか。