ベトナム株が好調なのにベトナム株ETFが上がらない理由

今年に入ってからベトナム株は絶好調なのですがベトナムETFは不調です。

 

例えば、ヴァンエック・ベクトル・ベトナムETFというETFがありますが、年初来からほとんど上がっていません。

VN指数は年初来比で20%以上上がっているのに、どうやったらこんなに低パフォーマンスを叩き出せるのか、ベトナム事情を知らない人からすると不思議でしょうがないと思います。

 

しかもETFなんて買ったら手数料(信託報酬)をいっぱい取られて良いとこなしじゃないですか。

外国人保有枠上限が原因?

ETFが振るわない理由のひとつとしてあげられるのがベトナム市場の外国人保有枠の上限です。

 

ベトナム株市場は、外国人投資規制があり、多くの銘柄は最大49%までしか外国人が購入できません。

皆が欲しがる優良企業株は既に外国人投資枠が埋まっており、誰か他の外国人が売却してくれるまで一切買えません。

 

当然ETF投資信託でも人気銘柄は買い増しできずに不人気銘柄ばかりで構成されるため、基準額はなかなか上がりません。

 

つまり、現在のベトナム市場では指数に連動する投資信託ETFは物理的に作ることはできないのです。

 

指数の上昇に貢献する銘柄はもう買えない状態だからです。

 

あなたは人気銘柄をほとんど組み込めていないETFなんて欲しいですか?

 

欲しくないですよね?

私も欲しくないです。

 

今販売されているETFには残念ながら売れ残りの妥協銘柄がたくさん混ざっています。

売れ残り株で構成されたETFなんておそろしいです

 

ベトナム株は個別株で勝負

ベトナム市場に手を出したいなら、妥協銘柄がたくさん混ざったETFは購入せずに、人気銘柄購入待ちの行列にひたすら並び続けるか、自分で別の有望な銘柄を発掘するしかないのです。

 

もしくはすべての銘柄の外国人投資規制が解除されてから指数に連動する商品を購入するのが良いでしょう。

 

幸い国として外国人投資枠上限撤廃を進めていくことが決定していますし、事実すでに上限枠が撤廃された銘柄も存在しています。

 

まだその数は少ないですが着実に市場開放が進んで行くことでしょう。

そのときは既に株価が上がりきってしまっているかもしれませんけど。

 

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