夫がタイ株から撤退した理由をふりかえる
中所得国の罠とは
中所得国の罠は、自国経済が中所得国のレベルで停滞し、先進国(高所得国)入りが中々できない状況をいいます。
これは、新興国が低賃金の労働力等を原動力として経済成長し、中所得国の仲間入りを果たした後、自国の人件費の上昇や後発新興国の追い上げ、先進国の先端イノベーション(技術力等)の格差などに遭って競争力を失い、経済成長が停滞する現象を指します。
(中略)
中所得国において、この罠を回避するには、規模の経済を実現すると共に産業の高度化が欠かせませんが、そのために必要な技術の獲得や人材の育成、社会の変革(金融システムの整備や腐敗・汚職の根絶等)が進まないのが大きな課題となっています。
(金融経済用語集(マネー用語辞典)より引用)
ちなみに、東アジア地域においては、韓国や台湾が1990年代後半にかけて、この罠に陥り伸び悩みましたが、その後、電機やITなどを核に産業を高度化し、高所得国入りを果たしています。
なので、必ずしもこの罠にはまると絶対抜け出せないとかそういうわけではありません。
タイ株の代表的な銘柄
チャルーン・ポーカパン・フーズ
タイの代表的な食品株。
国内のみならず輸出にも力を入れており、国内外でさらなる販売拡大が期待できる銘柄です。
CPオール
タイ全土でセブンイレブンブランドのコンビニを展開を展開するCPオールは、消費関連銘柄の代表格です。
経営母体は食品や小売流通業をコアビジネスとする華僑系財閥グループ、チャルーン・ポーカパン(CP)の子会社ですが、日本のセブンイレブンとライセンス契約を結び、店舗展開や商品供給体制などについて包括的なアドバイスを受けながら着実に店舗網を広げています。
以下、タイのコンビニ競争記事。
バンコク・ドゥシット・メディカル・サービス
日本人の感覚からすると病院が上場しているなんて不思議なかんじですが、海の向こうではそれが普通のようです。
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