ここ数年、私立大学の難化が指摘されていますが、「今年もさらに難化した」との声が教育関係者から上がっているそうです。
大手予備校の模試でA判定が出ていた大学にも全く受からないケースが続出しているようで、難関大学に限らず、都市部の私立大学が全体的に難化しているようです。
我が子はまだ未就学児ですか、今から大学に入れるか心配になってきました。(実際に受験するのは15年以上も先の話なんですけどね。)
ちょっと前は少子化により「大学全入時代」という言葉も出てきたりしましたが、都市部に限るとかなり厳しそうです。
かといって、地方大学に進んでも仕事の数が少ないですし、困ったものです。
大学難化の原因
ここ数年、都市部の私立大学が難化した一番大きな理由は、国の「私大定員厳格化」によるものです。
私立大学の入学定員超過に対して、これまで国が支給してきた「私学助成金」の交付をカットする措置が発表されており、年々その基準が厳しくなってきています。
そして基準が達成されないと、ペナルティーとして助成金が全額カットされてしまう状態です。
「私学助成金」は、私立大学の収入の中で無視できないウエイトを占めており、これがカットされるとなると大学運営に支障をきたします。
その結果、私立大学は、国の定めた基準を超えないように合格者を絞り込んでしまっており、難化につながっています。
また、大学入試が多様化したことによって、受験生の併願数が増えていることも難化の原因と言われています。
これだけ「難化」と言われだしたら保険のためにさらに併願数が増えていく懸念もあります。
その結果、滑り止めと思っていた大学でさえも不合格になるということが発生する可能性があります。(可能性がありますというか、すでに発生しているようです。)
イマドキの受験生は本当に大変です。
夫婦そろって大学受験を経験していない
実は我が家は夫婦そろってまともな大学受験をしていません!!
私は大学付属の高校からそのままエスカレーター式に大学に進学しました。
旦那さんは指定校推薦の制度を使って大学に進みました。
こんな夫婦が子育てをして、子供をしっかり受験で勝ち残れる人間に育てられるのでしょうか。
もちろん人生は受験だけではないけれども、受験で負けない人間にもなってほしいというのが親の想いです。
まず大学に通うお金を捻出できるかという問題もありますし、とにかく心配事が尽きません。
親ができることといっても、「お金の負担」と「健康の管理」と後は見守るくらいしかできないんですけどね・・・。
少子化にもかかわらず、まさか進学がこんなに大変な時代になるとは思いませんでした。。
私たちアラサー世代の時代のほうがイージーモードだったのかもしれませんね。
今の時代はインターネットが発達しているので、情報を入手できるようになったという意味ではすごく良いのですけどね。
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そもそも幼稚園に入れるかというところから問題です。
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