このたび10年以上ずっと利用していたAUを解約して楽天モバイルデビューしました。
楽天モバイルは、あの「楽天市場」でおなじみの楽天が提供する格安スマホ/SIMのサービスです。
格安SIMというのは、NTTドコモなど大手3社から回線を借りて事業を提供しているサービスで、なんといっても利用料金の安さが魅力です。
大手の通信料金と比較して半額以下になることが多く、コスト面では圧倒的なメリットがあります。
子供2人目が生まれて将来のために削れる固定費は削りたいと思い、このたび思い切って決断しました。
楽天モバイルに決めた理由
まず楽天モバイルに決めた理由をお話しましょう。
ひとつめの理由は楽天モバイルに限った話ではないんですが、格安スマホの料金形態はとってもシンプルで、しかも安いので魅力的でした。
ひと月でどれだけの容量を通信するかを決める月額料金(基本使用料+データ通信料)に、電話した時間分だけの通話料がかかるだけです。
au・ドコモ・ソフトバンクのように複雑な料金体系ではありません。
二つ目の理由は、楽天モバイルは同じ楽天が運営するサービスということもあって、楽天市場で利用できる楽天スーパーポイントを貯めることや使うことができる点です。
毎月の月額基本料金を支払えば、100円につき1ポイント貰うことができる他、利用料金を楽天ポイントで支払うこともできます。
私は楽天を結構利用しているのでこれは助かります。
まずはauに電話
楽天モバイルに変更するにあたり、MNP(携帯電話番号ポータビリティ)番号を発行してもらう必要があるのでauに電話しました。
休日にかけたので混雑していたのかなかなか繋がりませんでしたが、つながった後は、簡単なアンケートに答えて比較的スムーズにMNP番号を案内してもらえました。
簡単なアンケートというのは、「転出先の会社はどこか?」とか「理由は何?」といった簡単な質問でしたが、嫌であれば拒否もできると思います。
あとは分割支払いでまだ払っていない端末代金のことや事務手続きにかかる費用を案内された他、ezwebのメールが使えなくなることについての説明を受けました。
楽天モバイル店舗で手続き
残りはWEBで手続きができるんですけど、よく分からないので天王寺あべのキューズモールというところにある楽天モバイルのお店に行っちゃいました~。
平日にもかかわらず、お客さんが多かったのと、開店直後はスタッフさんが少なかったので、結局2時間以上かかってしまいました。
まず店についた段階で1時間待ち。
ようやく対応してもらうと、契約プランの確認であったり、支払方法の手続きをあわせて30分ほど経過。
その後、開通作業に45分かかると言われ、まわりのお店をブラブラして45分後再度お店に行けば無事に楽天モバイルが使えるようになってました。
そして粗品(戦利品)としてリードのクッキングペーパーをもらって帰ってきました。
今回は店舗で手続きをしましたが、家族の分を契約するときは絶対にWEBで手続きしようと思いました。
今回みたいに2時間も待っていられません。
料金はいくら安くなった?
さて、みなさん気になるのは料金のことだと思いますが、月額料金はauの料金と比較してすごく安くなりました。
月額1600円です!!
今まで毎月7000円も払っていたのが一気にお安くなりました。大満足です。
ただ、通話は30秒で20円かかってしまうので安くはありません。
こちらからかけるぶんにはいつもLINEで通話しているのでそれほど問題はないんですけどね。
電話をよく利用する方向けにはスーパーホーダイという国内通話10分が何度でも無料になるサービスもありますので、電話を多用する方はそちらをご検討ください。
実はこのスーパーホーダイであれば、データ通信2GBとあわせて1480円なので、私が契約したプランより安いのですが、この料金が適用されるのが最初の2年だけで、3年目以降は2980円にアップされてしまいます。
また、契約の縛りが3年契約になってしまいますので、総合的に判断して私はスーパーホーダイには申し込みませんでした。
回線速度の不満は?
回線速度に特に不満はありません。
私はスマホゲームをしないですし、ネットサーフィンをするくらいですから、通信速度面も気になりません。
たしかに混雑するターミナル駅にいるときは通信が遅い気がしますが、それは主要キャリアのときでも多少は発生していましたし、そこまでストレスにはなりません。
とにかく安くなって良かったと思ってますし、もっとはやく乗りかえておけばよかったとも本気で思っています。
このまま利用を継続していきたいです。
できれば夫の携帯もはやく格安に移行させたいくらいです。
格安SIMの勢い鈍化?
ところで、格安SIM利用者数の伸びが鈍化していることがニュースになっていました。
2019年3月末時点の推計で、格安SIMの契約数は1312万回線だったそうです。
携帯電話全体に占めるシェアは7.4%になったものの、1年前からの伸び幅は1ポイントとそれまでの3年よりも小さくなっています。
シェアは伸びているものの、その勢いは明らかに弱まっているようです。
意外な結果となりました。
というか、まわりを見ても結構格安SIMの人が増えているように思いますが、たった7.4%だったんですね。
法人契約回線も含めたシェアだからこうなっているだけで、個人のみで見るともう少し大きなシェアになっていたりするのでしょうか・・・?
格安SIMシェアの伸びが鈍っている理由について、格安SIM「マイネオ」を展開するオプテージは「ITに詳しく、低料金を求める人たちはすでにある程度移ってしまった」とみているようです。
格安SIMの利用者は、通信に必要な「SIMカード」をスマホに差し込むところから、初期設定を自分でやるのが基本です。
設定作業に不安がある人には手を出しにくいイメージがあるようです。
今のままでは、一般の人には広がりにくく、主要キャリアのシェアを本格的に奪うのは難しそうです。
実際、私もすごく不安でしたので今回楽天モバイルショップに行って作業をしてもらいました。
「MNP」とか「アクティベーション」とか、難しい単語がいっぱい出てきますので、分からない人にはとことん分からないでしょう。
2回目なら自分でできるかもしれませんが、最初はやってもらわないと自分では無理でした。
技術が苦手な人にややこしい初期設定をさせるのは敷居が高いです。
主要キャリアの利用料が高いのは、技術的なサポート料金と安心料と理解するべきでしょう。
それにしてもえらく高い技術サポート料だと思いますけど。
【おまけ】待ち時間の暇つぶし
ひたすら待ち時間があったのでまわりのお店をブラブラして、マジカルチョコリングのHEART BREAD ANTIQUEで「あまおういちごのチョコリング」を買って帰りましたー♪
おっきなホールで680円です♪
すっごくおいしかったです。ごちそうさまでした~。
(こんなものばかり買っていたらせっかく格安SIMに変えて浮いたお金がなくなってしまいそうです)