最近、あの人の発言がまた世間を賑わせていますね。
桜田義孝前五輪担当相は29日、千葉市で開かれた会合で「結婚しなくていいという女の人が増えている」と少子化問題に言及し「お子さん、お孫さんには子どもを最低3人くらい産むようにお願いしてもらいたい」と来場者に呼び掛けた。
産めるなら産みたいわぁあああ。
桜田さんが悪気があってこのように発言しているわけではないですし、純粋に日本を良くしたいという思いからの発言でしょう。
そんなに叩かれるほど問題のある発言には思えません。
しかし、現実問題として、お金の事、預かり先の事、苦しい妊娠期間、色々積み重なると躊躇してしまいますよね。
年金払えません、保育園足りません、消費税上げます。
年金払えません、保育園足りません、消費税上げます。
にもかかわらず「子供を3人産んで。」だなんて…。
くらいにしないとみんな産みませんよ。
現代人はなんだかんだ言って損得勘定で動く傾向が強いですから、子供産めば産むほどメリットがある制度でないとみんな産みません。
子供いない人たちからは、そんな制度非難されることになりますが、数増やすことが国策なのであれば、増やせる制度にするしかないでしょう。
たぶんそんな素晴らしい制度ができるのは数十年後でしょうから、私はそのときいっぱい税金を払う側だと思いますが…(笑)
税金払えるように資産運用がんばります。
【参考】フランスの少子化対策事例
最後に参考までに、フランスでの少子化対策事例をご紹介します。
テレビとかでも紹介されていた話ですのでご存知の方も多いと思います。
海外の事例をなんでもマネして日本に持ち込めば良いというわけでもないですが、こんな考え方もあるんだなということで勉強になります。
フランスでは1980年から出生率が急速に下がってしまい、政府が出生率を2.07まで改善させる目標を定めました。
その対策というのが以下のようなものです。
①保育ママ制度
女性の勤労と育児を両立することを可能とするための制度です。
女性が働き続けられる社会になるよう日本よりずっと前から取り組んでいたんですね。
子どもが多いほど課税が安くなる制度です。
これは日本でもぜひやればいいんじゃないかと思います。
各家庭が子供をあと一人・二人産んでくれれば少子化は改善されます。
③「結婚」してなくてもOK
結婚していない事実婚カップルやシングルマザーであっても、社会福祉や公的な利益を、結婚している夫婦と同じレベルで受けることができる制度です。
日本だとなかなか受け入れられない考え方ですが、この制度のおかげで、ライフスタイルに柔軟性を持たせることができているようです。
このように特徴的なフランスの少子化対策ですが、やっぱり財源が結構厳しいようです。
これだけ充実させようとしたら日本も別の部分で相当な節約をしないと実現できそうにないです。
ただ、現状維持をするか、未来の子たちに投資するか、後者を選択する世の中であってほしいものです。
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