ポストに、SPDR S&P500 ETF(1557)の分配金計算書が届いていました。
最近の下落相場の中でもせっせと買い増しをしていて、順調に含み損を膨らませてしまっているのですが、配当金・分配金・株主優待がもらえるとホッとします。
配当金・分配金・株主優待は心の癒し
- SPDR S&P500 ETF(1557)とは
- なぜこのETFを購入しているのか
- 約7万円の分配金を受領
- 子供口座にも分配金が
- 1557を大量に買って不安がないわけではない
- 200日平均線を下に抜けたS&P500
SPDR S&P500 ETF(1557)とは
SPDR S&P500 ETF(1557)は、S&P500への連動を目指すETFで、米国の株式市場に上場する代表的な約500銘柄(グローバルでも勝ち残っている優秀な企業群)に分散投資を行います。
S&P500は米国の大型株の動向を表す株価指数として広く知られていて、米国株式市場の時価総額の8割程度をカバーしているそうです。
東証には2011年に上場したばかりで比較的最近ですが、本家アメリカでは20年以上運用されている由緒正しきETFです。
なぜこのETFを購入しているのか
さて、私は、このETFに投資することによって、アメリカ経済の成長にともなって評価額が上昇していくことおよび安定した分配金を受け取り続けることを狙っています。
近年絶好調なアメリカ株ですので、かなり割高なところで買ってしまっている気もしますが、待っていてもいつ買えるか分からないため、とりあえず買い進めています。
もっとはやくにデビューしておけばよかったと悔やまれますが今更そんなことを嘆いてもしかたないですね。
約7万円の分配金を受領
さて、それでは今回受け取った金額を発表します。
私の所有口数は750口で、税込みの1口当たり分配金は1.233119ドルでした。
外国税で10%、さらに日本の税金で約20%取られてしまいますので、受け取り金額は72,132円となりました。
四半期に1回分配金が支払われますので、仮に4回とも同額の分配金だったとすると、年間30万円弱を受け取れることになります。
これは、1ヵ月分くらいの生活費として十分な金額です。
つまり、不労所得で毎年1ヵ月分は生活費タダといってしまっても過言ではありません。(将来子供が大きくなって習い事をはじめたり、大食いになってしまうと30万じゃ全然足りなくなってしまうでしょうが。。いや、そもそもあんた働いてないでしょというのは禁句。。)
実際には、分配金も再投資してしまいますので、よほどのことがない限りは普段の生活費にまわすつもりはありません。
再投資により年間50万円とか100万円とかもらえるようになることを夢見ています。
子供口座にも分配金が
実は、子供の口座でもSPDR S&P500 ETF(1557)を買っていますので、そちらにも分配金が振り込まれていました。
これは将来子供が巣立つ際に渡すプレゼントということで、長期保有していきます。
プレゼントといっても、元は親だったり、じぃじ・ばぁばからもらったお金(お年玉とか)を投資にまわしているだけなんですけどね・・・。
子供の資産運用で個別株ではなくETFを選択している理由は、親の勝手な判断により子供に過度の個別株リスクを負わせたくないためです。
もし将来の成長が確信できるようなすごい銘柄を発掘することができればもちろん個別株だって物色するつもりですが、今は私自身が不勉強でそのような銘柄を発見できておりません。
よくわからないので安定してそうなETFに流れていったかんじです。
改めて言うまでもなく、この低金利時代では銀行にお金を預けておいてもお金は増えません。
それどころか、いよいよ日本でもインフレが起こっていきそうだというときに、銀行に預けていても実質的な価値が目減りしていってしまいます。
せっかくせっせとお年玉貯金をしていたのに、いざ使うときにはお年玉をもらったときほどの価値がない状態になっているということです。
アメリカの経済成長力であれば、代表的な500社に分散投資することにより、中長期で見て子供の資産を増やしていけるでしょう。
これによって前述のインフレへの対策を行います。
とはいっても我が家は住宅ローンで〇千万円の借金を抱えている状態なので、それほど大金は積み立ててあげれないのですが、まあ余裕資金で少しずつ増やしていきたいと思います。
買い増せる口数は、みんながどれだけお小遣いとお年玉をくれるにかにかかっています。
我が子がとびっきりの笑顔でじぃじとばぁばにおねだりをすることができれば一気に口数を増やせるかもしれません。
若い=投資期間を長く持てるということですので、子供のうちから投資をはじめられるなんて羨ましいです。
子供が大人になったときにはETFを保有継続するなり売却するなり後は子どもが自分で決めてくれれば良いと思ってます。
今はまだ赤ちゃん投資家ですけどね。
1557を大量に買って不安がないわけではない
私はSPDR S&P500 ETF(1557)を主軸に投資をしていますが、インデックスファンドを中心にしてしまって不安なことはないのかと問われればまったくないわけではありません。
インデックスファンドに投資するというのは、基本的に投資対象とするインデックスが右肩上がりに成長を続けていることが前提になります。
当然です。逆に右肩下がりだと資産が減ってしまうわけですから、右上がりしそうなインデックスを選定しなければなりません。
S&P500なら右肩上がりを実現できるとほぼ確信していますが、今後も長期的に継続できるという保証はどこにもありません。
また、投資家には寿命があります。
50歳の人が30年間インデックス投資したとしても、80歳までの30年の間、株式市場がずっと低迷している可能性だってゼロではありません。
私は、今アラサーですので平均寿命まではまだ50年以上あります。
それだけあれば途中で低迷期があったとしても、再度上昇相場が来て資産が増えているんじゃなかろうかと妄想していますが、これも絶対ではありません。
自分がお金が必要になったときにタイミングよくインデックスが上がってくれている保証なんてないのです。
なので、「絶対」とは決して言えませんが、経済成長が続くアメリカであれば、かなりの高確率で勝てるに違いないと思ってひたすら買い続けています。
200日平均線を下に抜けたS&P500
さて、最近のS&P500の状況ですが、米中貿易摩擦によるショックに加え、メキシコに対しての関税導入問題もあり、このところNYダウもS&P500も大きく下落中です。
これによりS&P500は200日平均線を下に突き破ってしまいましたのでチャートの形としては良くない状態になっています。
とはいえ、私の狙いはキャピタルゲイン(値上がり益)よりはインカムゲイン(配当金・分配金)ですので、下げたところはどんどん買い増しをしてもらえる分配金を増やしていきたいです。
まずは毎年2ヵ月分の生活費がタダになるくらいの分配金をもらえるように目指すぞー。オー!!