日本郵便が郵便局ごとに決めていた暑中見舞い用はがき「かもめーる」の販売ノルマを廃止したことがニュースになっていました。
同じような話で毎年「年賀状」を自腹で購入する自爆営業が問題視されていますが、まずは「かもめーる」から、無理・無駄な販売に歯止めがかかるようです。
電子メールやLINEの普及ではがきの需要減少
「年賀状」や「かもめーる」の販売を巡っては、前の年の販売実績などをもとに郵便局ごとに販売の目標枚数を設定しているようです。
しかし、電子メールやLINEの普及ではがきの需要が減っていますので、販売数量の減少傾向が続いています。
ちなみに私ももう何年も前から年賀状は1枚も出していません!!
この結果、売りさばけない局員が自腹で購入するなど「過剰なノルマ」との批判も出ていました。
自腹購入分は大量に金券ショップに持ち込まれますので、郵便局で買うより金券ショップで年賀状を買ったほうが安いということが発生しています。
厳しいノルマを課すと人が辞める
あまりにも厳しいノルマを課したり、ノルマを達成したのに報われないような職場環境だと、この人手不足な状況だと、人がどんどん辞めてしまいます。
そんな苦しいところで働かなくても他にも職場はありますので、なんとか従業員をつなぎとめるためにどの会社も必死です。
魅力のない会社からは人が逃げます。
せめてみんなが欲しがる商品であればノルマでやる気が出るかもしれませんが、みんなが欲しがらない商品なのだからモチベーションも低いでしょう。
今回の「かもめーる」ノルマ廃止により、現在働いている人たちが少しでも気持ちよく働けるようになると良いですね。
夫がアルバイトをしていたときのノルマ
ところで、もう10年ほど前の話ですが当時大学生だった旦那さんは郵便局(正確には郵便事業株式会社)でアルバイトをしていたそうです。
ただのアルバイトにもかかわらず、「年賀状」や「かもめーる」だけでなくお中元ギフトなんかにもノルマが課されていたんだとか。
ただし、社員とは違って所詮アルバイトですので、目標未達でも特に咎められることはなく、あまり気にせず働くことができたと言ってました。
ただ、職場にはノルマ達成具合が一目でわかるように従業員一覧と販売数量が大きく貼りだされていたそうで、そのようなものでプレッシャーを感じてしまう人もいるかもしれませんね。
ノルマ達成報酬
ちなみにアルバイトだと年賀状は500枚のノルマがあり、社員さんだと1万枚以上のノルマがあったそうです。
個人で1万枚も年賀状出す人おらんやろ・・・
夫は、親族利用分も含めてなんとか500枚達成したところ、模範的なアルバイトとして表彰され、賞品としてレトルトカレーをもらったんだとか。
でも時給が上がったりはしなかったということです。
カレーはいいから時給を上げてほしいって話ですよね。
ちなみにそのときの夫の時給は800円!!
日本郵政の株価は低迷
さて、一応投資ブログですので株価情報も書いておきます。
日本郵政の株価はずっと低迷しており、配当利回りは4%程度まで上昇しています。
公募価格1400円に対して初値1631円で、今は1200円前後という散々な結果です。
さらに2022年までに政府が保有する日本郵政の株式を1.2兆円分売却するつもりのようですので需給が悪くなることが想定されます。
はがきが使われなくなることだけが問題というわけではなく、その他にもあまり良いニュースがないので、手出ししないほうが良さそうです。
もっと魅力的な投資先はいくらでもありますよ。
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