外資系に喰われてしまうインドネシア保険市場

人口増加が著しいインドネシアでの保険市場が拡大しています。

 

何年か前に韓国の大手保険会社ハンファ生命傘下のハンファ・ライフ・インドネシアが大変好調なようで保険料収入が拡大しているというニュースが流れていました。

今後さらに販売拠点を増やしていくつもりのようです。

外資企業が次々と参入

好調なのは、韓国企業だけではありません。

 

ニッセイ基礎研究所が公表しているレポートインドネシアの生命保険市場-期待の生保新興市場インドネシアの状況-」によると、インドネシアの生命保険会社の中で最大は英国の会社、第二位はドイツの会社となっており、外資系保険会社が大きなシェアを獲得している状況です。

 

日本の生命保険会社でも住友生命保険バンクネガラインドネシア(BBNI)の生命保険子会社であるBNIライフ・インシュアランスの株式を取得するなどして攻勢に出ています。

 

明治安田生命だって、資本・業務提携先であるインドネシアの生命保険会社アブリスト社へ出資しています。

 

米国、英国、ドイツ、フランス、イタリア、カナダ、日本と、保険先進国の各国代表クラスの保険会社は皆インドネシアの生命保険市場に進出している状態です。

 

世界の生命保険会社が続々とインドネシアに進出しているということは、それだけインドネシアの生命保険市場の伸びに期待をしているのでしょう。

 

なんといっても国全体で2億人を超える人口を有しており、彼らの所得向上とともに保険加入率増加が予測されますから、とても巨大なマーケットです。

こんなチャンスを逃すわけにはいかないでしょう。

 

ウィンブルドン現象

とはいっても、競争が激化しているのも事実ですし、今後淘汰される会社が続出する可能性があります。

既にインドネシア第2位の生命保険会社は経営危機に瀕しているという話です。

内資系企業が外資によって喰われていくんでしょうね。

マーケットは、弱肉強食の世界です。

 

このような例をみると、業界によっては、インドネシア経済拡大の恩恵を受けて成長するのはインドネシア企業ではなく外資企業という可能性もありますから、国籍問わず各業界の勝ち組に投資していくことが大事だと感じます。

 

インドネシア株全部が有望というわけではないので、ある程度選別をしていく必要があるということですね。

 

ちなみにこのように地元企業が淘汰されていく現象のことをウィンブルドン現象とも呼ぶそうですよ。

ウィンブルドン現象ウィンブルドンげんしょう)とは、「門戸を開放した結果、外来勢が優勢になり、地元勢が消沈または淘汰される」ことをいう。狭義には、市場経済において「自由競争による地元勢の淘汰」を表す用語である。特に、市場開放により外資系企業により国内系企業が淘汰されてしまうことをいう。ウィンブルドン効果とも呼ばれる。wikipediaより)

 

市場開放は大事なことですが、美味しいところを外資にがっぽり持っていかれてしまうなんていうのはなんだか残念な話ですね。

その国の繁栄を応援しているのではなく、自分たちが儲かるためだけにやっているように思えてしまいます。

(実際には外資企業のおかげであらたに雇用がうまれているので、負の側面ばかりではなくどちらかというとプラスではずなのですが・・・。)

 

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