先日、Minoriソリューションズ(3822)から家に珍しい書類が届いてました。
なんだこれ?
株式会社Minoriソリューションズ株式に対する公開買付けの応募手続等のご案内ですって。
はじめて見る書類でビックリしました~。
SCSKによるMinoriソリューションズ株の公開買付け
SCSKがMinoriソリューションズの株の公開買付けを行い完全子会社化を目指すようです。
SCSKはもともと住友商事のIT子会社として、住商情報システムという名前で事業をスタートし、その後、CSK社と合併してSCSKという会社名になっています。
今ではかなり大手のIT企業になっています。
今回、同業であるMinoriソリューションズの株を1株2700円で買ってくれるということで、この発表後、Minoriソリューションズの株価が爆上がりしました。
今は、2700円に近い値で市場取引されているようです。
公開買付とは
公開買付は、TOBというような呼び方をされることがあります。
これは、上場企業の発行する株式を、通常の市場売買でなく、あらかじめ買い取る期間、株数、価格を提示して、市場外で一括して買い付けることを言います。
公開買付は、主に上場会社を買収したり、経営の実権をにぎるために使われます。
公開買付の条件
今回の公開買付の条件は以下のように記載されていましたよ。
- 公開買付者 : SCSK株式会社
- 対象者 : 株式会社Minoriソリューションズ
- 公開買付開始告知日 : 2019年10月31日(木)
- 公開買付期間 : 2019年10月31日(木)~2019年12月12日(木)
- 決済の開始日 : 2019年12月19日(木)
- 公開買付価格 : 1株につき2700円
- 買付予定数 : 7,709,160株
- 買付予定数の上限 : なし
- 買付予定数の下限 : 4,839,600株(これに満たない場合は買付けを行わない)
- 公開買付代理人 : 大和証券株式会社
実は今年の3月くらいから両社で協業を模索していたようですね。
Minoriソリューソンズ株を公開買付する目的
やはり両社ともIT企業ということでそのシナジー効果に期待をしているようです。
両社ともこれまで長期にわたるシステム開発分野を中心とした取引実績があり、既に一定の事業面で関係を有していたとのこと。
事業の親和性は高く、両社の顧客基盤の拡大・深耕、事業基盤の相互活用が見込まれ、両社のさらなる事業成長、企業価値向上につながることが期待されます。
私は市場で売却します
この公開買付けに応じる個人株主は大和証券に口座を作って手続きをしなければならないようです。
大和証券の口座を作るのが面倒なので、私は期日までの間に市場で売却することにします。
私の取得単価は900円弱でしたので、2700円近くで売れるとトリプルバガー達成ですね☆
貴重なクオカード株が失われるのは悲しいですが、これはこれで良しとしましょう。
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